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高校日本史、なぜ選択科目?

わたしも「日本史必修化に賛成」。
だって何よりも日本の文化を知ったほうがいいですよ。

「地理」との学習バランス考慮


 すべての県立高校で「日本史」に関する科目を必修化する方針を発表した神奈川県教委に注目が集まっている。産経新聞社のインターネットを通じた読者アンケート「eアンケート」では89%が「日本史必修化に賛成」と答えた。それでは、どうしてこれまで学習指導要領に日本史必修が盛り込まれなかったのか。その背景を探った。

 現在の「学習指導要領」では、地理、世界史、日本史が「地理歴史科」に位置づけられている。必修なのは世界史のみ。日本史と地理はいずれかを選んで履修すればよいことになっている。ただ、希望すれば両方を選択することも可能だ。

 神奈川県教委は平成25年度をめどに、すべての県立高校で日本史必修化を実施することにしている。神奈川県の場合、18年6月の調査で日本史を履修した生徒の割合が72%と、地理を履修した生徒(62%)を上回った。

 県教委高校教育課の土佐和樹さんは「国際社会で日本人としての自覚を持つために、日本の歴史や文化、伝統に対する理解を深める教育が今まで以上に求められている」と話す。

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 日本史必修化をめぐっては、18年9月に、埼玉、千葉、東京、神奈川の教育長が文部科学大臣に対し「高等学校における日本史必修化を求める要望書」を提出したが実現していない。その背景には、世界史に加え、日本史も必修化されると、地理歴史科教育の本質が失われると懸念する声がある。日本学術会議から地理教育に関する提言を行った奈良大学文学部地理学科の碓井(うすい)照子教授は「世界史と日本史だけを必修化するのには賛成できない。地理歴史科は、時間的な思考を形成する歴史と、空間的な思考を発達させる地理とで構成されている。両方をバランス良く学ぶべきだ」と指摘する。

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 兵庫教育大学学校教育研究科の中村哲教授は「核家族化が進み、地域連携が喪失してきたなかで、歴史や文化が子供に伝わりにくくなった今、日本史必修化は必然的な流れだといえる。ただ、日本史と、世界史や地理とが根底で結びつくようなカリキュラムを形成する必要があるだろう」と強調する。

 兵庫教育大大学院では、日本文化を伝える人材を養成する「日本文化理解教育プログラム」を今年4月から開設予定。中村教授は「従来の政治経済中心型の日本史ではなく、文化の価値が理解できるような日本史教育を行えば、人間の生き方や価値観が理解できる。そうすれば、他の科目ともつながりやすくなるのではないか」と指摘する。


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2008年03月21日 23:53に投稿されたエントリーのページです。

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